熱暑に線状降水帯による記録的な豪雨と温暖化の影響とみられる異常気象が続いております。
このままでは大変なことになると分かっていても、日々の暮らしに追われて、傍観しているといわれても仕方がない日々を送ってしまっています。
若い世代に負の遺産を引き継がせる積りかと質されても返す言葉がありません。

自然環境とともに経済環境も、とりわけ就職氷河期を経験したような比較的若い世代にとって、きわめて厳しい現実になっているように思われます。

今年の参議院選挙では、脱・脱炭素政策で温暖化対策から目をそらし、外国人や福祉に頼る割合が高くなる高齢者等少数派や弱者を切り捨てることによって、事態を乗り切ろうとするポピュリズム旋風が吹き荒れました。

しかし、脱・脱炭素政策や少数派や弱者を切り捨てることによって住みやすい生活を送れるようになるのでしょうか。
地球温暖化に対する取り組みから離脱し、他国に一方的にべらぼうな高関税を押し付けるアメリカファーストというエゴイズムを掲げ続けるトランプ政権は、世界から顰蹙を買いながらも聞く耳を持とうとしません。
アメリカファーストと合わせ鏡のように日本も同じようなエゴイズム路線を進んでいってよいのでしょうか。

これから夏本番、運動不足を補うためと言いながら、時々炎天下のゴルフとテニスに興じていますが、無理をしないをモットーに楽しんでいきたいと思います。

この夏には下町探訪「小林一茶の足跡を訪ねて」の取材に一茶生誕の地、奥信濃を訪ねる予定です。

暑さ厳しき折、皆様におかれては、くれぐれもお身体をご自愛ください。

2025年盛夏