下町の法律事務所では、あなたの法律トラブルに親身になってご相談いたします。
人情弁護士の下町探訪

下町散歩

人情弁護士の下町探訪(第101回両国界隈赤穂浪士ゆかりの地巡り②)

 四十七士側は、討ち入りを成功させるため、吉良屋敷周辺に何か所かに分かれて暮らし、討ち入りの機会を窺っていました。 今回は、そんな四十七士の仮住まいだった場所を訪ねます。 <前原伊助の仮住まい> 前原は、「米屋五兵衛」と …

人情弁護士の下町探訪(第100回両国界隈赤穂浪士ゆかりの地巡り①)

天皇の勅使接待の最終日である元禄14年(1701年)3月14日のことでした。勅使饗応役であった赤穂藩主浅野内匠頭長矩が、江戸城中松の廊下で高家の吉良上野介を斬り付け、将軍綱吉の逆鱗に触れ、即日切腹を命じられました。赤穂四 …

人情弁護士の下町探訪第99回旧中川遡行

 大正民家園からは、ひたすら西岸を歩いて上流を目指します。  西岸に墨田清掃工場の巨大な煙突が見えてきます。       「見学自由」とありましたので、クラシックの流れる散歩道を通って工場を見学しました。       1 …

人情弁護士の下町探訪第98回旧中川遡行③

江東新橋を越えて、東岸を歩いて上流を目指します。反対岸に北十間川との合流地点が見えてきます。 かって、この辺りはとりわけ地盤沈下が激しかった地域でした。 既に述べた通り、1971年(昭和46年)から1993年(平成5年) …

人情弁護士の下町探訪第97回旧中川遡行

 大島小松川公園から旧中川の東岸を北上します。15~20分程で、逆井橋に至ります。何の変哲もない橋ですが、この場所にかって「逆井の渡し」がありました。      名所江戸百景に、葦が茂り、鷺が舞う長閑な風景が描かれていま …

人情弁護士の下町探訪第96回旧中川遡行①

 都営新宿線東大島駅から番所橋通りを南へ500メートル程行くと、小名木川と旧中川の交わる辺りに中川船番所資料館があります。    寛永年間(1624~44年)に関東一円の大改修工事が完了し、江戸城大手門から小名木川、船堀 …

人情弁護士の下町探訪(第95回関東三大聖天③)

 最後に訪れた聖天様は、熊谷市妻沼の高野山真言宗の歓喜院です。一般には妻沼聖天山と称され、治承3年(1179年)、長井庄(妻沼)を本拠とした武将斎藤別当実盛が守り本尊の大聖歓喜天を祀る聖天宮を建立したことに始まります。 …

人情弁護士の下町探訪(第94回関東三大聖天②)

二番目に訪れた聖天様は、浅草寺の子院待乳山聖天本龍院です。推古3年(595年)創建と伝わります。 小高い小さな丘がそのまま聖天様です。山門を入ると左手で大根を売っています。     その右手には二股大根が描かれた雪洞があ …

人情弁護士の下町探訪(第93回関東三大聖天①)

  大聖歓喜自在天(だいしょうかんぎだいじざいてん)、通称聖天様をご存知の方は、そう多くはないのでしょう。原型は、ヒンズー教のガネーシャ神と言われ、頭が象で体は人間です。単身像と双身像がありますが、一般的には男女の双身像 …

人情弁護士の下町探訪(第92回風雲葛西城⑤)

 葛西城は、天守閣があったわけでも石垣があったわけでもありませんでした。そのため、「砦あるいは館程度の小規模なものであったに過ぎまい。」とか、「国府台合戦に備えて急きょ築造された戦のための施設に過ぎない。」等ともいわれて …

« 1 4 5 6 15 »
PAGETOP
Copyright © 下町の法律事務所 All Rights Reserved.